部門紹介
放射線科
Ⅹ線テレビ検査
Ⅹ線テレビ検査とは
Ⅹ線テレビ装置は、Ⅹ線を使って体内の透視や撮影ができる装置です。
主に造影剤（バリウムなど）を使って胃や大腸の透視撮影などに使用されます。この他には気管支内視鏡や大腸内視鏡検査に併用されたり、胆嚢・胆管・膵管の造影検査、椎間板の検査など多岐にわたって利用されます。
Ⅹ線テレビ検査は次のような時に行います
| 消化器内科： | 胃透視、注腸検査（大腸透視）、大腸内視鏡検査、胆嚢、胆管、膵管造影検査、腹部血管造影など |
| 呼吸器内科： | 気管支内視鏡検査など |
| 外 科： | 術後消化管造影、チューブ造影など |
| 整形外科 ： | 椎間板造影、脊髄腔造影、関節腔造影、骨折の透視下整復など |
| 耳鼻咽喉科： | 食道・嚥下機能検査など |
| 泌尿器科 ： | 腎盂・尿管造影、尿道・膀胱造影など |
当院の装置
日立メディコ社製 フルデジタルⅩ線診断システム CUREVISTA
従来と比べて低い被ばく線量に抑えながら歪みのない鮮明な画像が得られる最新鋭FPD（フラットパネルディテクター）搭載装置が導入されております。
画像は、電子カルテ端末や読影システムなどに配信されます。
検査にかかる時間
所用時間は、15分～1時間程です。（検査・治療の内容により異なります）
検査の流れ
医師より検査の概要および治療について説明を致します。
診療科にて予約を行いますので、都合が悪くなった場合はすぐにご連絡下さい。
検査・治療内容によっては入院が必要となります。
検査・治療内容により前処置（絶食・下剤服用・点滴など）を行い、目的に合せて造影剤などを使って多方向からの撮影・検査を行います。
注意事項
必要に応じて検査着に着替えて検査を行います。
診断の妨げとなる可能性のあるものは外していただく場合がありますので、あらかじめご了承下さい。
金属（ネックレス・ヘアピン・指輪・時計・ブラジャー・コルセットなど）プラスチック（ボタン・衣服の飾りなど）湿布・エレキバン・カイロなど
現在、妊娠中または可能性のある方は必ず事前に、医師または放射線技師に申し出てください。