部門紹介

放射線科

 

CT検査


CT検査とは

CT(Computed Tomography、コンピュータ断層撮影)とはX線を身体に照射
し、通過したX線の量を測定することで体内を画像化する検査です。
コンピュータを用いた特殊な画像処理を行うことにより体内をより細かく検査
することが可能です。
造影剤といったお薬を使用する事により血管、病変をより鮮明に映し出すこと
が可能です。

 

CT検査は次のような場合に行います

・多方向からの情報が欲しい場合。
・単純X線検査や超音波などによって異常が発見された場合の精密検査。
など。

 

当院の装置

キャノンメディカルシステムズ Aquilion ONE

(320列エリアディテクターCT)

検査にかかる時間

CT検査には二つ種類があります。
・単純CT検査:造影剤を使用しないで行う検査
・造影CT検査:造影剤を静脈から注入して行なう検査
検査時間は単純CT検査では約5分、造影CT検査では約15分ほどです。

 

検査の流れ

 
  1. 検査室入室(造影検査の場合は事前に造影剤注入用の血管を確保します)。
  2. 撮影部位についている金属をはずします。
  3. CT装置の寝台に寝て頂きます。
  4. 担当の技師が位置合わせをします。
  5. 胸部、腹部の検査では呼吸停止が必要となりますので10秒程度の息止めをお願いします。
  6. 検査中気分が悪くなったら我慢せずにおっしゃって下さい。


注意事項

< 検査前

貴金属は撮影の妨げになりますので出来るだけ身に付けずに来て下さい。
造影CT検査や腹部検査などは飲食の制限があります。
妊娠または妊娠の可能性がある場合は主治医・診療放射線技師に声をかけてく
ださい。

 

< 検査中

動きに弱い検査です。力を抜いて動かないで下さい。
検査中は担当技師が観察しており、マイクを通じて会話もできます。気分が悪
くなったら遠慮なく申し出て下さい。

 

< 検査後

食事・入浴は普段通りで結構です。
検査結果は主治医から説明があります。


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