専門外来

PD外来

 

PD外来とは

腎臓の機能が低下し、自分の腎臓の働きだけでは生きていくことができなくなった場合、透析という治療が必要となります。
透析には血液透析腹膜透析という2つの方法があります。腹膜透析と血液透析は全く違う治療法ですが、原理は同じです。それぞれに利点と欠点があります。
PDとはPeritoneal Dialysisの頭文字をとったもので腹膜透析のことです。
腹膜透析を行なっている患者さんの診察の場がPD外来です。

腹膜透析とは
おなかの中に腹膜透析液を入れ、腹膜を利用して老廃物や過剰な水分を取り除きます。透析液は1日に4~5回自分で、または機械を使って交換します。

・バックの交換は自宅でも学校や職場でも可能です。
・一回のバック交換は約30分です。
・通院の回数は血液透析に比べ少なくて済みます。
・腹膜透析液を出し入れするための管を入れる手術を行ないます。(手術は腰椎麻酔で約1時間半程です。)

PD外来には腹膜透析を行なっている患者さん方がみえます。当院では専門医に加え、
透析看護認定看護師も在籍しています。外来では患者さんに、腹膜透析を続けるにあたり
どういう事に注意すべきか、または患者さんの疑問にわかりやすく丁寧に説明しています。

当院には現在腹膜透析を行なっている患者さんが約20名程みえます。
一方、血液透析も行なっています。

血液透析とは
血液を体の外へ引き出して循環させ、人工腎臓(血液濾過器)を通過する間に
血液中の老廃物や過剰な水分を取り除きます。


血液透析は腕に動脈と静脈をつなぐ手術が必要です。これをシャントと呼びます。
手術時間は約1時間です。 当院には現在血液透析の患者さんが約80名程みえます。
血液透析は月・水・金の午前中と午後の2クールと火・木・土の午前中1クール、計3クールおこなっています。

 


お問い合わせ
JA岐阜厚生連東濃中部医療センター東濃厚生病院 企画総務課
TEL:0572-68-4111 FAX:0572-68-1593

 

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