診療科紹介

担当医師 主な対象疾患
診療科の紹介 検査・治療の特徴
実績  


整形外科

 

 

担当医師

大間知 孝顕

整形外科部長兼 

リハビリテーション科部長

日本整形外科学会指導医・専門医
スポーツ医
臨床研修指導医
医学博士

岸本 烈純 医長

日本整形外科学会 指導医・専門医
スポーツ医
医学博士

佐藤 央 医長

日本整形外科学会 専門医

村瀬 史典 医師  
柏原 学 医師  
平石 孝 名誉院長

日本整形外科学会 指導医・専門医



診療科の紹介

当科は名古屋大学整形外科の関連施設で、主な診療圏は瑞浪市、土岐市、恵那市(恵南地域)です。当地域の二次救急(要入院加療)は当院と土岐総合市立病院と輪番制となっておりますが、現在、土岐総合市立病院にて整形外科疾患の救急受け入れが困難のため当院でも出来るだけ受け入れを行っております。

常勤医師は平成28年から5名に増員となり、四肢に対してのほとんどの当科的治療が可能な体制となりました。また、手の外科専門医を名古屋大学から週1日招聘し協力して治療にあたっています。

骨軟部原発悪性腫瘍や脊椎手術などのより高度な治療が必要な場合は県立多治見病院及び名古屋大学と連携をとって対応を行っております。



主な対象疾患

整形外科は身体の芯になる骨・関節などの骨格系とそれを取り囲む筋肉やそれらを支配する神経系からなる「運動器」の機能的改善を重要視して治療する外科で、背骨と骨盤というからだの土台骨と、四肢を主な治療対象にしています。(日本整形外科学会ホームページより)

 

検査・治療の特長

当地域は全国平均と比べて高齢者の人口比率が高く、加齢変化による骨粗鬆症や変形性関節症を基盤とした外傷や疾患の割合が多いのが特徴です。もちろん高齢者のみならず若年者の疾患に関しても対応を心がけています。


・高齢者の骨折

高齢に伴う骨粗鬆症で生じやすい骨折としては脊椎圧迫骨折、大腿骨近位部骨折、上腕骨近位部骨折、橈骨遠位端骨折などがあげられます。骨折後の寝たきりや機能障害を少なくするため、全身状態が許されるようであれば出来るだけ早期に手術やリハビリを行っております。骨粗鬆症が高度な場合は骨形成促進剤の使用を提案し早期治癒および再骨折予防に努めています。


・高齢者の変形性関節症

保存的加療として投薬、関節注射、装具療法、筋力訓練などで疼痛の緩和、日常生活機能の維持・拡大をはかりますが、関節機能や疼痛の改善が不十分な場合には人工関節置換術や骨切り術などの手術を検討いたします。


・関節鏡手術、肩関節手術

東濃地域周辺で膝・肩の関節鏡視下手術や人工肩関節置換術を行っている病院は限られており、膝の半月板損傷、靱帯損傷、膝蓋骨脱臼や肩の腱板断裂、反復性脱臼、変形性関節症、腱板断裂性肩関節症などの患者さんの御紹介を東濃5市および可児市方面より頂いております。


・スポーツ外来

平成25年10月よりスポーツ外来を木曜日の夕方に開設しました。受け入れ能力が限られていますので再診のみの完全予約制とさせていただいています。スポーツ選手の術後のリハビリや繰り返しの負荷によるスポーツ障害の対応について、理学療法士・作業療法士と共に取り組んでおります。

 

 

令和2年度 整形外科総手術件数 617件

主な手術

大腿骨近位部骨折の手術

 骨折観血的手術

72件
 大腿人工骨頭置換術 57件
上腕骨近位部骨折の手術
 骨折観血的手術 17件
 上腕骨人工骨頭置換術 0件
橈骨遠位端骨折観血的手術 39件
人工関節置換術
 人工膝関節置換術 29件
 人工股関節置換術 10件
 人工足関節置換術 0件
 人工肩関節置換術(リバース型) 5件
 高位脛骨骨切り術 2件
肩腱板修復術 2件
関節鏡視下膝半月板手術 32件
関節鏡視下膝前十字靭帯再建術 6件
関節鏡視下膝後十字靭帯再建術 0件
膝蓋骨制動術 0件
肩関節制動術 0件

 

 

 


お問い合わせ先
岐阜県厚生連 東濃厚生病院
TEL:0572-68-4111(代表) FAX:0572-68-8934

 

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