「第3回 瑞浪消防救急搬送患者症例検討会」が開催されました

平成28年11月22日(火)、瑞浪市消防本部大津消防署長を始めとした救急隊員24名、並びに当院の塚本病院長を始めとした医師16名を含めた46名の病院職員が参加し、「第3回 瑞浪消防救急搬送患者症例検討会」が開催されました。
 当院は、平成27年度の1年間に1,790件の救急車の受入れを行っており、その内、898件(約50%)が瑞浪消防からの受入れとなっており、症例検討会では、瑞浪消防より当院に搬送された患者さんの症例を、実際に出動した救急隊員が発表をし、救急隊が現場で行った活動内容について適切であったかどうかの検証を行い、今後の救急活動の向上及び当院と瑞浪消防との連携強化を目的に開催しております。
 今回は、2件の症例と昨年9月に発生した地元小学校の集団災害(熱中症の症状により当院へ23名が救急搬送)の事案の3例について検証を行い、活発な意見交換が行われ、大変有意義な検討会となりました。特に9月に発生した集団災害については、トリアージ(患者の治療の優先度を選別すること)に関する課題が挙げられ、今後同様の事案が発生した際、適切な対応を行うための改善策として、情報を共有することが最も重要であるとの見解に至りました。
 今後は、それぞれの立場で適切な対応が行えるよう、定期的な症例検討会の開催を通じ、当院と瑞浪消防との「顔がみえる」関係を深め、救急車の受入態勢を強化するとともに、地域住民の安全・安心に繋がる取組みを継続的に行ってまいります。


お問い合わせ
JA岐阜厚生連東濃中部医療センター東濃厚生病院 企画総務課
TEL:0572-68-4111 FAX:0572-68-1593

 

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